【映画鑑賞】日常の些細なことが実は重い…ドイツ映画『希望の灯り』で複雑な気持ちになる

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腕や首の後ろにタトゥーを入れた無口な青年クリスティアンは、巨大スーパーマーケットの在庫管理係として働き始める。旧東ドイツ、ライプツィヒ近郊。店の周囲には畑地が一面に広がり、遠くにアウトバーンを走る車が見える。仕事を教えてくれる中年男性ブルーノはクリスティアンを言葉少なに見守る。年上の魅力的な女性マリオンへの一途な思いは、恋の喜びと苦しみを教えてくれる。ここで働く者たちは、みな、素朴で、ちょっと風変わりで、心優しい。それぞれに心の痛みを抱えるからこそ、たがいに立ち入り過ぎない節度がある。それが、後半に起きる悲しい出来事の遠因になったのかもしれないが、彼らは喪失の悲しみを静かに受けとめ、つましく生きていくのだ。いま目の前にある小さな幸せに喜びを見出すことで日々の生活にそっと灯りをともす。そんな彼らの生きる姿勢が、深い共感と感動を呼びおこし、静かな波のざわめきのように深い余韻を残す。 画像:ドイツ映画「希望の灯り」観に行った

こんにちは、ゆきるんです。京都シネマ会員の更新を兼ねて、ちょうど昼間にやっていた『希望の灯り』を観てきました。

タイトル邦題が『希望の灯り』って、なんかしみじみと幸せを感じられるようで…いいんじゃね。

公式サイトで紹介されているのは…

1989年ベルリンの壁崩壊、1990年東西再統一。置き去りにされた人達の哀しみを、スーパーマーケットの灯りが優しく包む。慎ましく幸せな物語

ちょっとベルリンの壁崩壊後の、東ドイツの雰囲気を味わえそうで、いい感じです。

原題は「In den Gängen」。通路で、という意味だそうで(Google先生に教えてもらった)、派手さはないけど、幸せを感じたい私にピッタリ、と思ったのですが…

 

物語は淡々と進んでいきます。舞台の殆どが、巨大スーパーの中なので、欧米のスーパーの雰囲気とか、日本になくて「ヨーロッパ的!」とひたれるのですが、東ドイツ的な町並みや雰囲気は…東ドイツにこだわらなくても、ヨーロッパ的なのは「おおぉぅ」という感じ。
周りを見るにしても、自分の信をしっかりしないとね。

ということで、今日のKindle本セールのこの本、ポチって読んでみます。

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