【書評】発信力を付ける人に?!『もしも、あなたが「最高責任者」ならばどうするか?Vol.1』

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最後に、レビュープラスさまより献本いただきました。ありがとうございました!

問題点(課題)を明確にして、それを改善するにはどうすればいいかを、データを使って経営者の気分さながらに、味わえます。

「私はこうする」といった戦略の裏付けに資料が次々と提示されるのですが、これは!

パワーポイントの資料作成の参考になるのではないか!?

一流企業の経営者の気分を味わいながら経営感覚を鍛えるだけでなく、プレゼン資料を作るときの参考にもなりそうです。

【書評】発信力を付ける人に?!『もしも、あなたが「最高責任者」ならばどうするか?Vol.1』

手にとってみました

ケースはすべて「あなたが●●の責任者ならばどうするか?」という質問形式。
まさに今、問題に直面している企業/政府責任者の立場となり、課題解決を考えることが「実践的経営トレーニング」の所以です。

もしも、あなたが
・The Coca-Cola CompanyのCEOならば
・ローソンの社長ならば
・NTTの社長ならば
・UBERのCEOならば
・任天堂の社長ならば
・東京ガスの社長ならば
・沖縄県知事ならば
・イオングループCEOならば
今、何を決断しますか?

今回はシリーズ総集編ということで、8つのcaseが掲載されている。
「任天堂」と「UBER」となど、読みたいところからものがあったため購入。
1つのcaseも20~30ページで終わり15分ほどで読め、とっつきやすい。
各ケースの内容は「現状の問題のあぶり出し」→「自社の持っている強みの再確認」→「大前氏の大胆で先鋭的な方向転換の展開」と
テンポもよくどんどん読めてしまう。
ただ、本書にも書かれているが、ページをめくっていく前に自分の力で考える、ということをやらない限りただ読んでいるだけでは
経営のセンスなどは身につかないだろう。

 

 課題を抱えた、8つの企業等に対して、自分が最高責任者だったら、どのような戦略で対応していくかを示したケーススタディ集。本書は、「正解」を覚えるためのものではない。どのように、事業環境、自社の強み弱み等を分析して、対応していくかを考えていくためのフレームワークを与えるためのものなのである。
 大切なのは、覚えるより、自分でやってみて、考えること。本書はそのためのガイドブックとして有用だろう。

【目次】
│1│はじめに
│2│本書収録ケーススタディについて
│3│CaseStudy1 あなたが「Coca-Cola Company CEO」ならばどうするか?
│4│CaseStudy2 あなたが「株式会社ローソンの社長」ならばどうするか?
│5│CaseStudy3 あなたが「NTT(日本電信電話)社長」ならばどうするか?
│6│CaseStudy4 あなたが「UBERのCEO」ならばどうするか?
│7│CaseStudy5 あなたが「任天堂の社長」ならばどうするか?
│8│CaseStudy6 あなたが「東京ガスの社長」ならばどうするか?
│9│CaseStudy7 あなたが「沖縄県知事」ならばどうするか?
│10│CaseStudy8 あなたが「イオングループCEO」ならばどうするか?
│11│書籍特典:限定公開動画のご案内
│12│ビジネス・ブレークスルー大学について
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