「サンドラの週末」と「あなたを抱きしめる日まで」を観てきました

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観てよかった!と思える名作。地味なのですが、じわじわきます…

主人公のサンドラは、病み上がりで(パニック障害?鬱病?)涙もろく、何かあると薬に逃げてしまう二児のお母さん。夫と同僚の励ましを受けながら、だんだん強くなっていきます。

直接会って自分の思いを伝えようとする勇気と行動力、そして、相手の立場に寄り添う優しさ。

頼りなさげで観ていてイライラしてしまうサンドラでしたが、彼女の良さがじわりと伝わってきました。

そして、揺るぎない信念。

ラストのどんでん返し(というほどでもないが)…社長の申し出をきっぱる断った後の笑顔。

どんな結果であっても後悔せずに生きていけるのは、他人の意見に振り回されず、自分の信念に則って、自分主体で決めたことを実行しているからだなぁ~。私もこうありたい。

という、お手本のような内容でした。

サンドラ役のマリオン・コティヤール、40代なのに美しすぎ!フランス語も心地よいし。
地味だけど、評判どおりの名作でした。
サンドラの週末 解雇を覆すため、16人の同僚を説得して回るサンドラの2日間。
体調不良による休職から、ようやく復職できることになった矢先の金曜日に、上司から解雇を言い渡されたサンドラ。解雇を免れる方法は16人の同僚のうち過半数が自らのボーナスを諦めること。サンドラは家族に支えられながら、月曜日の投票に向け、週末の二日間、同僚たちを説得に回る…。                                                             (京都シネマより) 以前観た『オレンジと太陽 』と似ているなぁ~、と雰囲気的に思ったのですが、全然ちがいますね。どちらかというと、、修道院の罪…といった感じでしょうか。テーマは重い。

しかし、息子を探すフィロミーナとおばちゃんにつきあわされてとほほの記者マーティンの駆け引きが面白い!ジュディ・デンチ最高!『Nine』もすごくよかったけど、ああいう感じで年を取りたい。

サンドラの週末 京都シネマの会員だけ500円!の上映できてから、毎月1回以上は映画館に通っております。(全然レビューできてないけど)

で、泣ける映画が観たい!

一ヶ月前から、「『あなたを抱きしめる日まで』を観る!」と予定を書き込んでいて、早速観てきました。

で、前から気になっていたけど、予告編を見て飛び入り鑑賞を決めた「サンドラの休日」も。

どちらも見応えがありました。 あなたを抱きしめる日まで 50年前に生き別れた息子を探す、凸凹コンビの可笑しくも哀しい旅。
1952年、アイルランド。18歳で未婚の母となったフィロミナは、強制的に修道院に入れられ、幼い息子を奪われる。それから50年が経ち、隠し続けてきた秘密を打ち明けたフィロミナは、再起をかける元エリート記者マーティンの協力を取り付け、愛するわが子を探すために、二人でアメリカへ渡るのだが…。                                                             (京都シネマより)

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