「放課後まなび教室」ってどうよ?わが子の場合

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勉強をしている小学生の手元 - 写真素材
(c) Ryo.WATANABEストック写真 PIXTA

「宿題しかしてこない」とか「勉強は教えてもらえない」とか「申し込み条件が厳しい(習い事で通えない曜日があると参加できない)とか、母親には何かと不評らしい、「放課後まなび教室」。

私の周りのお母さん方(特に教育に熱心な層)は、「論外」とか言っているようですが、実際はどうなんでしょうか?

その前に、簡単にどんな趣旨のものなのか調べてみました。

「放課後まなび教室」とは、京都市教育委員会の該当サイト によると、以下のように説明されています。

今日の社会状況の中で,子どもたちに自主的に学ぶ場や安心・安全な居場所を充実する必要があり,国では,平成19年度に,「放課後子ども教室推進事業」と「学童クラブ事業」を二つの柱とする「放課後子どもプラン」が創設されました。
京都市では,学校施設を活用し,地域・PTAや学生の皆さんに御参画いただき,放課後の子どもたちに,学習の習慣づけを図る「自主的な学びの場」と,「安 心・安全な居場所」を提供するため,「放課後子ども教室推進事業」の京都市版として,「放課後まなび教室」を実施しています。
なお,児童館は18歳までの子どもたちの健全育成の場として,学童クラブは昼間留守家庭の児童の生活の場として,重要な役割を果たしています。こうした点を大切にしつつ,「放課後まなび教室」を実施します。

ようは、自主的な学びの場」と、「安心・安全な居場所」を子どもに提供するということです。

ウチの上の小学2年生は、小学1年生の後期から、「放課後学び教室」に行ってます。

その感想を某MLで投稿したけれど埋もれてしまっているので、参考までに、若干編集して、こちらに掲載します。

ウチの娘(小2)は、小1当初から「放課後学び教室」行ってます。 以下のような感じです。

・小1後半から、開始。学童児でも参加可能。
・小1は、月・金の週2回で、フルで出席できる子だけ参加可能(何故か?は下記に)
勉強する習慣をつけるのが目的なので、勉強は教えない。
・基本的に宿題をするところ、終わったら折り紙とか工作しているらしい
・低学年と高学年と分かれた専用の部屋がある。1部屋で30人くらいが参加
・学童クラブの小1年生は最初、学童先生の送迎があり

極度の学童イヤイヤ病だった娘は、乱暴な男の子がいなくて好きな図画工作が できる「放課後学び教室」が好きになったようで、小2になった今も、喜んで通っています。

事前連絡すれば、欠席や早退もできます。 小2になって週3回になったので、学童クラブに滞在する時間が減って、喜んでます。

学童クラブでも、宿題をする生徒は自主的にしているのですが、うちの子は

「学童は、勉強するところじゃない!」

といいはってきかない!!!

なので、まなびの日は、宿題を済ませて帰宅するので、親的にもとっても大助かりです。

ボランティアの先生が教えてくれなくても、上の学年の子に教えてもらったり、とか 生徒同士で助け合っているみたい、、、具体的にどう過ごしているかは、あまり教えてくれないです。

説明会の時点で、他のお母さん方から不満の声をききましたが、うちの子には 勉強の習慣がついたし(宿題だけだけど)、まぁ、よかったかな、と。

親がガミガミ言い聞かせて付きっ切りで宿題をさせるのは、お互いに精神衛生上よくないと思うし、同じ状況の子ども達がそばでやっていると、やる気が起こるのでは、と思います。 おかげさまで、宿題だけながらも、勉強する習慣がつきました。

ただ、学校によって開催される日や時間帯など、異なるようで、熱心なところとそうでないところの差は、あたりはずれがあるかもしれませんが、大体はそんな感じ。

不満に思う親御さんは、もう勉強塾に通わせるか家庭教師を雇うとかしか、選択がないかと思います。頑張ってらっしゃるボランティアに、贅沢な要求をしたらあきまへんわ。

ちなみに、娘の学校では、宿題ができていない子や授業態度に問題があった子は、「お残り」勉強させられます。

「授業中寝てたら、お残りさせられたぁ~」

と、にこやかに答える娘にガックりきます…トホホ。

先生が大変だけど、我が家のようなできない子を持つ親は楽ですね。

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