町家は子どもにとって本当に危ないか

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町家三景町家三景 日曜日に、京町家再生セミナー 町家の再生に一歩踏み出すシリーズ(4)「町家で子育てパワーアップ〜のびのび子育てしよう〜」 に、家族全員で参加してきました。

段差が多く、冬寒いといわれる町家で、本当に安全な子育てはできるのか、、、これがメインテーマ。

天候がよくなくて、キャンセルもあり、参加者は少なかったのですが、「町家で子育てしてみようかなぁ?」とお住まいを捜し中のご家族や、すでに町家に引越しして子育て満喫中のお母さんなどで、有意義な会になったと思います。
町家のデメリットは子どもにとってメリットだ! 町家住まいを体験していない子育てママさんの心配は、段差・寒さ・害虫害獣、といったところ。
確かに、我が家の玄関は45cmの差があり、台所から洗面所・風呂場への導線も同じくらいの段差があります。現住所に引越しした当初は、大人でもずっこけることが多々ありました。

しかしですね〜、子どもは慣れてしまうんですよ。
はいはいだった末娘も、お尻から玄関土間へ降りて、玄関引き戸を引いて外へ出て行って、大慌てしたこともあるし、知らない間に、段差の壁を乗り越えています。

急で有名?な押入れの中にある階段なんか、手足を使って器用に登っていくし、、、、ジャングルジムちゃうっちゅーの!

逆に普通のお宅の緩々の階段は、感覚が違うのか、上り下りするのが怖いといいます。

落ちたことも、まぁ、ありますけど、一回痛い目にあうと、次から注意するようで、自分から気をつけるようになり、行動範囲を広げて行ってます、、、親的には困るんだけど。

逆に、畳生活で、家具が少ない(本棚とちゃぶ台くらい)なので、障害物があまりありません。ふすまを外せば、広いワンルームになるので、見通しがよくなり、子ども達はのびのびするようです、、、って、部屋で野球やバスケットボールをするのはやめて欲しいんだけど。 虫もネズミもへっちゃらさ! 庭に出たネズミちゃん庭に出たネズミちゃん 町家といえばネズミ、というくらい、ネズミとのお付き合いは切れません。とはいえ、築20年以上の古い家なら、ネズミは出ると思います。古い1軒屋に一人暮らししていたときも、ネズミとの戦いだったしなぁ〜

我が家では、ネズミが出てきそうな隙間の前には「ネズミ捕りシート」を設置(↓こういうやつ)

食べ物はできるだけ台所に放置しないようにします。クモは多いけど、その分ゴキブリはあまり出ないし、ビオトープ&金魚飼いでぼうふら対策?しているせいか、蚊も気にならないなぁ、、、蚊取り線香で十分です。

昨年の猛暑でもクーラー使わなかったし(我が家にはクーラーはない!)、冬はガスストーブ&コタツで暖房はばっちり。子ども達は寒さに強く育っているし、耐性ができちゃっているみたい。

外のトイレも、中にない分、逆に不潔じゃないし、縁側にオマルを置いているので、失敗しても掃除が楽。

町家の子育て、危ないどころか、メリットが結構あると思うのですが、その辺、どうでしょうか。 それにしても、会の最中は、うちの子3人に加えて4人だったかのお子達が大はしゃぎで、ボランティアの人に遊んでもらっていました。
子どものパワー、すごすぎ!ウチの子達は、思い存分楽しんだようです。

また、こういう町家と子育てをキーワードとした子連れ参加歓迎の会があればいいな〜、と盛り上がりました。

次は花見か?!

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