ゆりりんが、生後2ヶ月目に突入しました。
1ヶ月検診のときに予約したHib予防接種の日です。 Hibとは、インフルエンザ菌b型という悪い菌なのですが、
こいつに感染すると、細菌性髄膜炎という、脳や脊髄(せきずい)を包む髄膜に細菌が侵入して炎症を起こす、恐ろしい病気を引き起こします。
夏風邪やおたふくかぜウイルスなどによるウィルス性髄膜炎もあるのですが、細菌性のほうが重症化しやすく、感染者の約5%が死亡、約25%に手足のまひや発達の遅れ、難聴、てんかんなど後遺症がでるそうです。しかも、初期発見が遅れやすく、治療に2週間〜1ヶ月の入院が必要だとか。
そんな恐ろしいHibのワクチンが、やっと日本でも認可され、『こりゃ受けなあかんな』と思っていたのです。
やっとその日がやってきましたよん。 出産した産院付属の小児科病院で受けたのですが、このワクチン、予約がいっぱいで、なかなか受けられないらしいです。でも、何とか運良く1ヵ月後にはとることができました。
任意接種なので、もちろん自腹。お値段は、8000円弱。0歳児は、これを3回、プラス任意1回受けなければいけません。
3万円超え〜〜〜〜!!!
しかし、我が子の安全には返られません。
泣き喚くよその子を涼しげに眺めていた我が子も、自分が打たれると、おお泣き。そりゃ、痛いよね〜
上のお姉ちゃん5歳、お兄ちゃん3歳の、接種の必要性について聞いてきましたが、
「うったほうがいいです」
と、キッパリお医者さんにいわれ、上の子たちの分もワクチンの確保を予約してきました。
帰りにとんかつ定食を食べて(食べている途中、おなかをすかしたゆりりんに授乳して)帰途についたころ、病院のほうから電話が。
どうも、新規予約のワクチンの確保が2・3ヶ月待ちになるらしく、上の5歳児が受けられるころには、6歳になって適応外の年齢。
「お姉ちゃん、受けてもいいけど、適応外だから、ほかの年齢適応の幼い子にまわしたいんだけど、、、、」
とのこと。お姉ちゃんの分は、当初考えていなかったので、お兄ちゃんの分だけ予約しました。
ちなみに、0歳児は3〜4回、それ以上は1回の接種でいいそうです。
それにしても、任意接種は本当にお高い、、補助が出たらいいのになぁ〜。こういうところで、格差が出るのはいかがなものか知らん。我が家では、子ども一番に医療費重視していますが、そんな家庭ばかりじゃないだろうに。
欧米では1980年代後半から承認されて、98年には世界保健機関(WHO)が、インフルエンザ菌b型(Hib)ワクチンの定期予防接種を推奨する声明を発表しているっつーのに、、日本ではやっと2007年に認可される見通しがついたくらい、、、。
世界的にはメジャーな予防接種なのに、アジアで未承認なのは日本、北朝鮮などわずかな国だけ。
ドンだけ遅れているんだ、、、。
ともかく、次回は1ヵ月後。夏風邪を引きませんように、、、。